漸く追いついた…
と思ったのに、2月に公開となりました。
…コンテンツの数が多いのだけれども、公開してくれるのだろうか…?
何とか公開まで漕ぎつけた…後、1歩。
オニクグラズの夜 みたけ編
C107にて購入。
C106の体験版の内容に加えて、3ヒロインの内の1ルートが解禁された内容。
恐らく世界で1番粗塩を推奨しているゲーム。
簡易レビュー
青春ホラーADV。
前半は主人公の対女音痴を主に進めていき、ヒロイン合後の中盤以降はホラー要素と伏線回収で進んで行く。
C106の体験版から書いているが、「人と、特に女の人と関わっていない人生」を真に迫る勢いで書いてる前半が好み。
でも後半も破綻が無く、一定以上の面白さがある。
詳細

C107終了後、真っ先にプレイしたゲーム。
そのくらい主人公の鳶巣川君に会いたかったのは間違いないが、単純な話で先の展開が気になっていたからなだけだったのかもしれないね。
待望の個別シナリオ実装です。
トップバッターはある意味当然みたけさん。常に手を合わせている立ち絵でお馴染みのみたけさんだ。前回は死んで終了だったからね…
総じて話の進め方と設定の使い方が上手く、間違いなく一定以上の技量のあるライターさんだと思います。
改めて見ると回覧板を巧みに使って印鑑を押させるとかよくできてる。
沓掛、ってあまり見ないしプレイヤーも突っ込んだ名字も上手く組み込んだりと意欲的だよね。
センスも光るものがあり、高評価したBGMの選曲もそうですが、演出周りも中々。個人的には沓掛さんENDのSEなどの使い方には驚きましたね。
ホラー要素もびっくりさせるのではなく、じわじわと恐怖させるスタンスなのも助かる。
システム周りのちょっとした工夫も好み。
例のテキスト設定にて主要人物のひらがな含めた名前を表示する事は前回の評価点で書いたが、今回追加されたエンディングリストもいい。
ただエンディング名が乗ってるだけでなく、クリックするとそのエンディングを代表する簡易の文章と背景を表示してくれる仕様は好き。
EDの数は豊富で、すっ飛んだ展開になるパターンも私の好み。団地妻ENDはズルい。
というか夏から冬までそんなに長い制作期間じゃなかったのに、よくここまでボリューム増やしてきたなと感心しながらプレイしてたな。
色々書けるけど、この方のセンスを好んでいるから高評価なんだと思う。おまけの文章とか大好きだし。
おまけの文章を解放するためにプレイしてたまであるかもしれない。

余談
・ヒロインではなく鳶巣川くんと粗塩を求めてプレイしていると言われても否定できない。今作は彼の成長物語だと思ってる。
・中盤のヒロイン集合の部分から団の結成まではやや強引に感じる。が、実際に彼女の立ち位置になった場合で考えるなら寧ろあのくらい強引に動くかとも思う。
・強いて書くなら、合宿参加に関してはザルくない?とは感じた。まぁみたけの母親が協力したならいける…か?

散文
今作の様にヒロイン毎にルートを分けて販売する場合。
普通に作るなら後のルートの為の伏線を残す必要が出てくるので、その塩梅が難しくなる。
かといって前半発売のヒロインルートで露骨に情報を封鎖した場合は、そのヒロインルートの後味なども含めて大変良くない展開になりやすい。
有名どころ且つぱっと浮かんだのはnineのみゃーこ先輩ルートだろうか?
あれは露骨な連作だから少し違うけども。
となれば、そのルートでしか明かされる事のない情報。
これを上手く使ってルートの展開をするのが公平感があって良い…のだが、まぁ難しい。
この作品は結構露骨に情報を封鎖して展開していく模範解答型を取るようだね。
けど一部BADエンドなどにも示唆する情報を仕込んでるのは好みです。
まーじで何の情報にもならないエンディング関係は好きじゃないので。
stellar Code
C106にて購入。みんな大好きフラガリアさんの作品。
前作のボイスを活かした演出とおまけの拘りは非常に私の好みだったので。
是非ともプレイしたいと考えていたし、最後付近に残した理由でもある。どうせ面白いだろ?と
結果として外れでは無かったが、勿体ないと感じたといった所か。
1クリックに、ここまでドキドキしたADVは久しぶり。
簡易レビュー
プレイ時間は10時間…だったかな?
宇宙設定を主軸に置いたADV。
ただ選択するだけでなく、文章問題やら謎解きもあり、それらを通して設定を把握しつつ進行出来る。
結構難しいが、ヒントもあるので問題なし。
BGMの使い方が非常に上手い。
それを伴った序盤終わりに明かされるとある内容に関しては、本当の本当にドキドキした。
故に駆け足気味の終盤が残念。
詳細
謎解きノベルゲームとしても面白いし、ノベルゲームとしても面白い。
野心的な取り組みをしてるという意味でも面白い。
全体的に隙が無かった…終盤までは。
とはいえ、とんでもないセンスとバランス感覚だと思います。
シナリオは常に頷きながらプレイしたといっていいでしょう。
専門知識をうまーくかみ砕いて、物語に散りばめていたと思います。
あまり専門知識も無いし、知識を適当に習得してたのも大きい気がする。
ゲームにおける解説に対して、毎回なるほどなぁと感心してましたから。
失礼な書き方にはなるけど、「それっぽい」。所謂、外連味が上手いなぁとも感じました。
「それっぽい」はゲームでもどんな創作物でも本当に大事だと思うのです。
少なくとも大衆にをそう思われる出来栄えは本当に大事。専門家は知らん。
ドキドキしたのは当然、瞳ちゃんが地球外生命体に関して言及した一連の流れです。
一見関係の無い話から始まり、徐々に外堀を埋められて、それでも進んで行った結果は、「ソレがありなら何でもあり」
いわば創作物としては1番やってはいけない事を、圧倒的な説得力でねじ伏せられた感覚。
ここで最早悪さをしていたといってもいいのがBGMでしょう。
こいつが悪い。こいつが私をドキドキさせたんだよ。
どこもかしくも評価点の嵐だけど、1つだけ選ぶとするなら「BGMとその使用タイミング及び使い分け」になるね。1つじゃないね。
謎解き要素も上手いと思う。
程よく難しいので考える必要はある。だけど、ヒントはしっかりとあるし、困ったらヒントを見てくれとしっかりと言及してる。
なんだけど、作中言動におけるヒントもあからさまの1歩手前くらいだから、独力1発クリアも十分可能。
結果的に「ヒント無しで解けたから嬉しい」という自己満足にも浸りやすい。
そしてまさか、ノベルゲームの謎解きで「ネットで調べて回答を得る」を正しい手順として導入するとは…
完全に普及しきった(訳では無いが日本では少なくともこのゲームを買える人は)現代だからこそのギミック。
総じて良き作りなので全ての謎解きノベルゲーで真似して欲しいが、コピペのように真似出来るとは思えないのも事実。
作者様の技量とセンス…としか書けない。すごいです。
ドキュメント探索も素晴らしい。
前作のイハナシで最も高評価をした要素がおまけシナリオなんだけど、それに近い上手さ。 1
故に、終盤は勿体ないなと。
どう見ても駆け足で展開が進んだし、教授が黒幕である事も…何というか、、、ジレンマ?を感じた。
仮に現実世界でこんな事件が発生した場合、その黒幕は赤の他人である事が大半だと思う。
世界は狭い、とは言いますが、現実は創作程は狭くないからね。圧倒的に広いから。
でも、創作物で事件が発生した場合の黒幕が赤の他人の場合は、よほど納得いく理由が無い限りは批判されるだろう。
理由は「ソレがありなら何でもあり」に思えてしまうからだ。
だからこそ、優れたライターさんは様々な部分に伏線と呼ばれる要素をばら撒いて、黒幕を登場人物で補ってしまおうと必死で努力してるんだと思います。 2
優れたライターさんだったからこそ、駆け足気味の展開の中でも、主要登場人物である教授を犯人にせざるを得なかったのではないかなぁと感じたという事です。
ちょっぴり重箱の隅を突いたが、面白かったし無二のドキドキを味わえた事が事実です。
当然、冬コミで後日談本は確保している。読むのが楽しみだ。
余談
悩んだけど、置いておく。
上記の感想纏めもなのですが、プレイして一か月後に当時のメモを参考にしつつ書いてるので…残滓に近い部分があるのだが…
それでも置いときたいなと。
・瞳ちゃんは年相応
今作における瞳ちゃんは、天才です。
様々な理論に精通しており、それしか最善策が無いのであればすかさず実行出来る実行力。
何よりも「仮定に仮定を重ねる」事が出来るのが大きいと思います。あくまでも個人的ですが、天才と呼べる能力の1つが仮定重ねを上手く出来る事だと思っているので。
並の大人は当然、下手な秀才も裸足で逃げだす性能だと思います。
でも、どんな天才でも年齢からは逃げられない。
彼女は20歳なので、20歳までに得られる経験しか会得出来てないのですよ。
つまり、並の大人なら当然会得している経験が欠如しています。
瞳さんなら、「一歩踏み込んだコミュニケーション能力」でしょうか。以下がプレイメモから抜粋。
ここにきて…いや。教授と会う段階で気づいたが、瞳ちゃんは…年相応だ。
自身の信頼していない人間には容赦なく才能を発揮できるが、逆に1度でも信頼してしまうと裏切ったり疑う選択肢から持てなくなってる。
それこそ…小学生や中学年ぐらいの杜撰さだ。と書くと彼らに失礼だが、それ以外の例えを思いつかなかった私を攻めてくれ。
やはり、人は年相応にしかなれない。年相応と思えない人物は、なにかを犠牲にしている。
これは寧ろ高評価として見ています。
本当に年齢以上になんでも出来る架空の人物ってのは、どうにも胡散臭くて感情移入し難いので。

彼女も空港で4時間、彼を見ていたのだろうかと思ったりもしますね。
マイ・プラネット-MOON CHILD-
C107にて購入。
ADVゲーム。素晴らしい創作物に出会った余韻に浸れた。傑作。
簡易レビュー
プレイ時間は、多分10時間。資源不足に陥った月を背景に移住可能な星を探索するSFジャンルのADV。
基本文章と表現が非常に秀逸。時には表現文章を有効的に変化させてシナリオを展開させてくるのは見事。
しかし、そんな評価点が霞む程に。
この作品の道程から結末までには、考えさせられるものがあった。
それも秀逸な表現、そして一枚絵のお陰だろう。
詳細
オーディオの評価の1つに音質ってのがある。
この音質って評価方法を、私は酷い使い方をしている。
基本的な事から出来ていなかったり、比較するのが馬鹿らしい程にレベルが違う場合に、音質が良い悪いという表現で逃げてる。
同一ラインに立って、初めて音が柔らかい、出音が整理されてるとか、ごちゃごちゃと評価を開始するんだよね。
優れたライターさんの作品です。
ですので、以降の感想で柔らかいのか?整理されているのか?をごちゃごちゃと書く必要があるのですが、言葉で上手く纏められない。
プレイ完了後なんだけど、変な空白が頭にあるだけ。
なので散文で書けるだけ書く方式に逃げます。
(形に出来ないから傑作、出来るから傑作とかでは無いです。ただ形に出来ないだけ。私の技量不足です)
間違いなく、何処かでもう1度プレイするでしょう。とても、面白かったです。
散文
・2つのEDを終えた直後に、それらの内容について書いた文
空白なんだよな。
2つのEDを「ヒトリコ」→ノーラの順番で見た後なんだけど。
どうすればよかったのだろうか?とどうもこうもないから何を感じたかを考えろ、の2つが鬩ぎ合って頭が空白になってる。
ノーラ編の影響だな。
ノーラ編はどうもこうもないシナリオで、ヒトリコ編は他にも選択肢はあった…といった感じかな?
なるように進んだ結果がノーラ編で、まだ選択肢があった結果がヒトリコ編といいますか…
ヒトリコ編は最後の地球に帰るか残るかの選択肢(ゲームにはそんなものはない)があるから、そう感じてるのだろう。
一方ノーラ編は、逃げ道が無い。
あの結末が当然にしか思えなくて。でも悲劇、、じゃないですか?
それもボタン1つのかけ間違いじゃないですか?
だったら防ぎたいしその可能性を考えたりするのだけども、防げる気がしない。
というか、まず、ノーラ編は誰も悪くないのだ。
強いて書くなら、悪いのはジナンだ。
何故なら、彼から彼女を拒絶したから。彼が彼女に理想を押し付けて拒絶した。
なんならノーラは悪くない。
ということはないが、拒絶されてからもジナンを想い続けて、「彼が彼女を否定する」事もある程度受け入れて対応したのでしょうからね。
彼女は村の中では最強クラスなのだから力を以て制する事は出来たはず。
だが、それをしなかった。
SSDがデータを記録できなくて割る事は何も悪くない。少なくとも人間視点では。つまりノーラがやった事は彼女の視点では当然、悪くない。
初めに勝手な理想を押し付けたのは彼なのだから、やはりこの件はジナン君が悪いのでしょう。
悪いって書き方からおかしいし稚拙ですが、まぁ悪いんだろうよ。
でも、受け入れられないのは仕方ないし、最後の2人の別離で、ジナンが彼女を受け入れなかったのは、最後には彼女と逃げずに向き合った結果なんだと思う。
ほら?誰も悪くないし最善を尽くしてるじゃん?
そもそもノーラの言い分が論理的には正しいのもね。
自身の記憶を繋げる事が子供を産む目的だったんだから。
数週間待ってその目的が達成できないと分かったから、やり直せるし鳴き声が煩いから処分した。
好きなジナンくんの手を煩わせてるって側面もあったかもしれないよね。
ほら?理屈は通ってる。ノーラの視点で考えればさ。
ミライノハッテンノタメニシソンハンエイガーなんて、今を生きる生物の視点なら不要だし。
労働力の視点ならありだが、、、新人類は独立して完結してるし、なんならノーラさんはその視点でもなんでも出来てるから完結してる。
論理的にノーラが子どもを殺したのは間違ってないと思う。間違ってないだけだが。
ただ、「産んだ子供を殺す」って文面に理屈を超えて忌避する感情が芽生えてしまってる事も間違いない。
それこそが人間にとっての常識と倫理なんでしょう。決定的な差異。
だから、あのEDは必然なんだ。
必然だと思えてしまってるから感情が空白なんだろう。
「ヒトリコ」編に関しての感想は名前だ。
これはプレイ中に書いてた散文なんだけど
「ジナン」って名前が不味いんよなぁ。
名前なんて、絶対に影響を受けてしまう。だけど殆どの人間の名前はオリジナルなんよ。
私の名前だって、親が何か意味を見出して付けたというオリジナルがある。
せめて名前くらいは唯一であると安心出来てるんだよ。
それが「次男」だぜ?酷いもんだ。名前に呪われた主人公なんだよ。
だから、何かを成したいんだろうな。隣(ヒトリコの事)を見れば解決するのにね
と考えてた訳ですが。この考えを「ヒトリコ」に当てはめるとって話です。
何処までも名前に縛られてるジナン君と名前すらない「ヒトリコ」
彼女には生きる意味が、名前がなかったんだ。ジナン君とは真逆と言える。
どっちが幸せか不幸せかは難しいが、ある方が指針にはなると考える。
「彼女」がジナン君の生き様に惹かれたのは必然なのかもなぁって。
・その他
・演出面ならノーラシナリオの子供を殺した後のノーラの見え方、「ヒトリコ」シナリオの「ヒトリコ」誕生の回想が好み。
・どっちのルートが好みかと言われると困る。強いてで書くなら「ヒトリコ」シナリオかなぁ?色々と考えを張り巡らせる事が出来るから。
・好きなキャラは「ヒトリコ」。仕方ないじゃん?でも先のシナリオ展開があるなら徐々にノーラになる気もしている。
・1番好きなシーンはノーラシナリオにてジナンの相棒死亡時におけるスコラの対応。
「お前の気持ちは、オレにはわかる」と本人に告げて「分かるからこそ、何もしてやれない」と出ていくのは1つの回答だと思う。
・ノーラシナリオで相棒が死亡した理由は回想通りに捉えてしまっていいと思う。
死亡タイミングは推定時刻も考えて例の演説のタイミングだし、ジナンが発見できる場所で意図的に自殺したんだろうな。
少し問題に思えたのは、このヒトリコが私なのか「私」なのか。
単純に考えるなら選択肢的に私なんだろうけど、それだと自殺って選択肢にはやや違和感があるってだけの話。
「私」なら結構しっくりくるから。残酷な話ですけどね。
悩んだんだけど…どっちでもいいかなって結論にした。
理由はプレイ中に書いた下記の散文です。
プレイヤーだけが。
ヒトリコと「ヒトリコ」に違いが無い事を説明する事が出来る。
なぜなら、彼女は共通ルートともいえる場面で差異がないから。
保持している記憶の差で行動に差が出たと私たちが観測したからだ。
だからどうした?と思ったのですが、仮にそのことを「ヒトリコ」が知れたらどうなんだろう?と考えたんだよね。
多分、乾いた笑い声をあげるだけだろうな。
それでもヒトリコという名前を灯に出来るんじゃないだろうか?
それは、どういう事に繋がるんだろう。駄目だ。本当に言葉どころか形にも出来ない。
生命の詩
C107にて正式版を購入。
10月にて体験版をプレイしており、とある改善点に注目していた。
シナリオとしては書くなら、ありふれた内容ではあるが、好みの演出はあったのでこちらも概ね満足といっていい。
詳細

夏から冬と短い時間で、ここを直すべきだと気づけるセンスと、実際に修正した行動力を最大限評価したい。
次回作も期待してます。
散文
もう少し言及しましょうか。
絵やUIに関しては体験版で評価した通り。
唯一にして最大の不満点が解消されてるので不満はない。
シナリオに関しても所感通りといえばそうなんだよね。
登場人物も少ないので、こーじゃないかな?となんとなく立てた予想が概ね当たる感じ。
この手のノベルゲーをプレイしている人達なら大体予想のつく展開だろう。
しかし、大事なのはその見せ方だ。
「人を殺してはいけません」という普遍的な意見も大量殺人者に言わせるか、虫一匹も殺したことの無い聖人君主に言わせるかで説得力がまるで違う。
……適当に書いたが前者の方が説得力がありそうだな。
兎に角!!丁寧なシナリオと世界観を構築出来てる絵は、しっかりと説得力を伴えていると思います。
でも不満点はある。
ユウさんが漸くアイさんに会えた…にしては対応に違和感を感じるんですよね。
この病の事を気にしなくていい世界で、対等な関係で可能な限り長く接したかった…というのがユウさんのスタンスだと思うのだけど。
初めの邂逅と1周目、塩対応じゃない?と。
アイさんが帰ってきたからよかったけども、帰ってこなかったら1周目で終わりじゃん?その辺を考えるなら初めの段階からポテト編やボドゲ編を始めるべきだったと思うんだよね。
いずれにせよ2人が仲良く接している描写が少なかったので、第2OP前からやや置いてかれてた気はする。
いや、何度かのループ中にポテト編みたいなバカ話をいっぱいしたんだろうなぁとは分かるけど。
設定としての把握と実感がこもった理解には差があるんだよ。

要は泣いてるって演出だ。案外見てない気がする。
次回作もこの感性で頑張って作って下さい。
夢見る脳髄 体験版
C107にて購入。
プレイ時間は1時間ほど。雰囲気は大変よろしい。それ故に演出の少なさが気になる。
軽い所感
体験版なので軽く。
雰囲気はいい。
同じ世界をループしつつ、その世界が徐々にはっきりしていく演出も悪くない。
文章やシナリオも先そのものは気になる作りだ。
ただ、肝心の演出にフラッシュバックが多すぎるのが気になった。
もう少し演出の引き出しを増やすだけで奥行きが出ると思う。
それこそTVの「話は最後まで聞きなさい」みたいなのを。
蛇足だけどTVの演出は「話は最後まで聞きなさい」の文章は1つだけでよかったと思う。
(音声に合せて文字表示して、終了後に消すとか?)
強力な演出なので1発で決め切ってよかったと思うんだ。
後は世界設定を早めに開示して欲しかったかもしれない。いきなり吸血鬼とか言われても…
序盤の段階で世界設定を教えてくれないと、後半で修正する必要があるからギャップが出てくるんだよね。そのギャップを活かした作品ならいいんだけども。

STAFFER CASE
なんとなくプレイ。本当になんとなくだからコメントが難しいな。
優秀なミステリーものだとは思う。面白いと思うし、評価できる要素も多い。
次回作や関連作も気になったらプレイすると思う。
けど外連味のある演出が足りなかったかなぁ…
詳細
ミステリーものなんだけど、一般のゲームと比較すると毛色が違う。
「閃きに近い推理」というよりは、情報から当たり前の事を結びつけるって感じで調査に近い。
他の…逆裁なんかが証拠を元に仮定を閃いて証拠と結ぶとしたら、こちらは証拠を元に現実と紐付ける感じ?
教科書を見て、テストの点数で100点をとる感覚と書けばいいだろうか?
この手のゲームって、当初では想像もつかないような方法や展開があるからこそ面白いからな。
着々と淡々と積み重ねられると面白さが半減する気がする。
ガバが多いと指摘されやすいタクシューの構造は、ある意味で必然だったのかもしれない。
カバが少ないと「当たり前」が積まれてしまうから、奇想天外の面白さではなくなるのだろう。
このタイミングでもう1つ欠点を指摘するなら、演出が甘い事だろう。
別に悪い訳ではないが、素晴らしいと手放しに拍手出来る訳でもない。
それこそ外連味のある演出が足りないと言える。
同月にプレイしたstellar Codeなんかはこの演出がピカイチでした。
だからドキドキしっぱなしだったんだろう。
では評価点を書きましょう。
ステッパーという超能力者が存在する世界、を上手く描けていると思う。
彼らを階級別に分けて管理とか、腕輪で判別など。
その階級に関する根拠なども、なる程と頷いた事は多かった。
世界観の続きが見たいと思うので、続編関連もプレイすると思う。
主人公であるケース君の才能も評価したい。
彼は思考速度が異様に早いという才能が設定されてるんだけど、これはゲームプレイに結びついてる。要はプレイヤーが謎を解いてる時間が一瞬だと考えればいい。
ミステリーにおける才能、と言われると仮定に仮定を重ねたり全ての可能性を考察したりといった部分に着目されると思う。
ただ、これらの才能をシナリオに落とし込むには結構な閃きと努力が必要となるでしょうから。
シナリオを作るのが非常に難しいんだよね。
一方でケース君の才能表現は、当たり前の調査や論理パズルを解かせるだけでも可能だし、それをプレイヤー自身で行ってるのだから実感も出来る。
それでいて、ケース1のような「面白いが、主人公が賢い事を表現するために、周りの人をあまりにも馬鹿みたいに描写していると思った。」シナリオでも彼の特性を説明可能なんだよね。
作品作りと相性が良い才能設定だと思う。今作における最大の評価点かもしれません。
シナリオに関しては、ミステリーよりも調査員メンバーを見てたり考察してる方が面白かった。
これが褒めてる事になるのか?と言われると疑問なのだが、事実だから仕方ない。
と言っても本筋のシナリオも褒める要素は多い。
ケース5の結末の推理とその為ともいえるケース1~4までの分岐は評価したい。
好きなキャラはテナとブリアン。彼らの関係性を見てるのが1番楽しかった。
総じて、個々の評価は高いが外連味がもっと欲しかったに収束しそうですね。
それが欲しいなら逆裁やればいいじゃんと気づいた。本家の新作はまだか。
蛇足

・このCGをどのように評価するかは、その人間が何処まで許容出来るかを把握する上で重要になると考える。ADV好きの友人にプレイして貰って聞いてみるとか結構いいかもね。
出てきたのはケース2。
調査員メンバーの基本が把握出来たケース1から発展し、彼らの過去や人格や信念が滲み出始める。
今回はレナが主役であり、彼女が滲み出たのが上記CG。
当時の私は下記のような感想を書いている。
危険な能力者を裁く立ち位置にいる彼女もまた能力者であるという事を如実に表した良CG。
まぁ、普段は光らないはずの手錠が光ってるのはガバなのだが…大目に見よう
捜査官の腕輪の光を用いたCGはガバいけど私には許せるガバ。
でも許せない人も絶対に居る。その差は大事かもね。
設定上光らない筈の手錠が光ってるのは、人によってはガバと判断し集中出来なくなると思うから。
でも、光ってるからこそ彼女が何者であるかを魅せていると思うのです。
これこそ外連味ある表現の1つだと思う。
・作中感想より
なんだろう…彼らが、生きてる気がする。
作られてるのではなくて、本当に生きてるような…
そこに説明できるロジックがある訳ではないのですが…この作品における最も評価の高い要素である捜査官メンバーを評価するなら、これ一択になってしまう。
うーん…非合理的な行動が多すぎたからかな?非合理は人間の特権の1つじゃないですか?だからかもしれないです。
彼らの発言は、彼らの中の合理性には沿っていたのでしょうが、観客席から見ると非合理的なものが多かった気がするのですよ
正直ミステリー要素よりシナリオそのもの。もっと書くならキャラクターを気に入ったのですけど、その理由を書くならこうなるかな。
誰か深堀りしてくれ。
誰か深掘りしてくれ。
中の人は誰
STAFFER CASEプレイ後、もっと逆転裁判っぽいのがしたいなぁと探したら見つかった。
タイトル通りVTuberを中核設定に据えた逆転裁判フォロワー作品。
VTuberを知らない私でもそれなりに面白いが、粗が目立つ。
とんでもない怪作ともいえる要素もある。
詳細
逆裁は章ごとに別の事件を取り扱うのに対して、あくまでも1つの事件を深めていくのが今作の特徴だろうね。
見つけた証拠を元に、起訴する相手を選択する事で、分岐して結末に至る。
物語を通して真犯人を見つけられれば、見事にクリアといったところでしょうか。
ヒントは大量にあるので、プレイに詰まる事はないでしょう。
肝心の裁判の出来は…なんともいえん。
お、と思った瞬間もあったが、基本はそうだろうなって具合で進む。
ペナルティが一切ないので、気楽に進められるのは悪くはないのだが良いとも思えない。
裁判ゲームをしてるというよりは、ADVを読み進めているって感覚に近かったかもしれません。
問題は尋問フェイズ。
時折登場する誘導尋問と悪意ある過程に対して、異議を申し立てるフェイズなのだが…ウザい事この上ない。
やり直しなしの自動進行中に該当箇所で割り込むのだが、割り込めなかった場合は助手ポジションの女の子が代わりに意義を申し立てる。
この意義の際に「恥ずかしいから!!」と言われるのが、結構な苦痛だったりする。
要は「(こんなことも出来ないなんて)恥ずかしいから!!」なんだけど……いや、難しいから!!
なんなら裁判要素の中で1番難しいといってよく、国語が苦手な私は本気で取り組んでも2回に1回は恥ずかしい目にあってました。
まぁその分、成功したときは大変に気分が良くなる事は否定できないですが。
裁判というよりは裁判前の調査とそれによって入手出来る情報を元に色々と考えるのが面白いかもしれないね。
結構別物と言えるかもしれません。
とはいえ、その謎や情報の大半はフェイクが多いので肩透かしする事も多いけど。
まぁ1つの事件を深掘りして新エンディングにいくのだから、無駄な証拠や真実に重要な情報を秘匿するのは当然っちゃ当然。
その視点ではあまり感心する事は無かったかな?
今作の良さは表情や差分変化だと思う。
要は数秒単位で表情や立ち絵を変えてるだけなんだけど、ADVでしか表現できない葛藤や焦燥を出せていたと思う。
ADVの特権みたいな演出だし、上手く使えば文章以上の意味合いをキャラに持たせられるのだが、使用しているゲームはかなーり少なかったりする。
常々勿体ないのでうれしいです。
もっと使ってほしいのですが、、、難しいのでしょうね。
好きなキャラはここみさんとナオさんです。
対極ともいえる程に違いがあるのですが、初志貫徹している姿は共通しているので。
自分に出来ない事を出来る人間は好きになってしまうな。
好きなシナリオはEXTRA2。
全てを描き切らないシナリオは好きだ。
散文
(EXTRA1を読み終わった際の彼女に対する散文。EX1の内容としては、Vtuberとして有名になった苦悩とでも。余談だが、彼女の事はあまり好きではないので辛口になってる部分はある)
この手の「富を得た人間の苦労話」に関しての答えは決まってる。
貴方が選んだ苦労でしょう?
人は大なり小なり別の形で制約を背負ってるものだから。
苦労以上のリターンがあるから継続している筈だ。
貴方が選んだ訳では無いのなら…実際にそんな場合は殆どあり得ないのだけど、同情するけどね。
(代表的なのは生まれた出自だろうか?これも一定以上の年齢になれば選択できないから選択中に変わると思う。お金持ちの家族として生まれたから、独立せず絶縁もせずに継続する。そこにお金持ちなりの苦労は発生するだろうけど、選択してるのは貴方だよね?って)
そもそも誹謗中傷は犯罪だ。だけど、信号無視も同じく犯罪だ。
バレなきゃ問題ないって側面はこの世界には存在するし、存在しなければ破綻する。
現状の警察員の数で全ての信号無視を取り仕切れる訳が無いでしょう?
立場によってこの「取り仕切れない犯罪」に晒される強弱の違いは、ある。
それはズルいし卑怯だとも思う。
でも、貴方が普通の人間なら、その卑怯に対して動くのか?と思うのです。
怪作要素
プレイしてからかなり日を跨いでいる事。
私の語彙力や構成力が乏しい事を念頭に置いて下さい。
正直書きたくないのですが、、書ける気がしないので。
でも、この要素に言及しないと、今作の感想を書く意味が希薄化してしまう。
結論から書きますが、今作の怪作要素でもあり評価点でもあるのが、ゲームそのものの構造だ。

残念ながら、この写真は怪作要素では無い。
要は左上のゲームとしての構造を取っています。
私たちは「中の人は誰」というゲームをしているのですが、その「中の人は誰」は、ゲームの中の世界に存在する「リリエン学園の演劇部の3人による劇中劇」としてのスタンスを取っているのですよ。
この手の「ゲームの構造」に階層要素を取り込んだ作品は、その階層を伏線や設定としてシナリオに活かすのが基本だと思う。
しかし、今作。「中の人は誰」のゲーム内容において、上記の構造を活かしたりはしてないんだよね。
なんなら「3人で上映してるから、顔が同じキャラがいる」とか「顔が同じキャラは極力同時に出演しない」など、別に必要のない制限が生まれていたりしました。
だったら意味があるのか?と言われると、意味があったのが今作を怪作と呼ぶ理由。
例えば冒頭で現れる被害者、にわとりさん

誰もが「着ぐるみなんだろうなぁ」と思い、進めていくであろうシーン。
しかし、彼はけっして着ぐるみでは無い。
だったらこの世界がファンタジー寄りなのか?と思いたいが、そんな事もない。あくまでも現実世界が基準。
このにわとりさんの所為で、物語のリアリティラインが何処にあるのか不透明のまま暫く進めた。
現実世界を基準にすべきなのか、ファンタジーを導入すべきなのか…分かんなかったんだよね。
最終的には「そーゆーものだ」と思考停止して進める事になった。
でも、このゲーム構造だと彼がにわとりさんである理由が、SFではなく現実世界のリアリティラインとして説明が出来る。
答えは「唯のぬいぐるみ。劇中劇に被害者役が必要だけど、人が足りないからぬいぐるみにした。又、死のリアリティを減らしたかったから」
他にも2章のとある段階で、唐突にゲーム進行とは全く関係ない話題が開始。
登場人物と同じ顔のキャラが、「ゲーム進行大丈夫?ヒント出そうか?」とか聞いてくるトンデモ展開がある。
本当に唐突であり、以降は「中の人は誰」のゲームとしては全く登場しない。
当初は「にわとりさんと同じく、そーゆーもんなんだろ。ゲームだしな」と思考停止して進めたのだけど、これも説明が容易だ。
答えは「劇を続けている主人公(プレイヤー)が本当に問題がないのか不安に思った演者が、演技を辞めて話しかけてきた」
クリア後の後日談やヒント開示も、「ゲームの世界」の中として「製作者」としていわば神の視点で提示する事が可能だったりもしました。
このように、このゲーム構造である事を徹底した作り込みがされているのは、、、「ある種の評価点」に繋がる気がする。
気はするが…だったらどうした?と言われると、、あまり返す言葉を持ってない。
果たして評価点なのか?別に不要でもある。しかし、この構造があるからこその展開というか…描写といいますか…が出来ているのも事実。ではそれが必須だったのか?と言われると必須ではない。だが感心した部分もあるし…
評価が出来ないから困ってる。誰かこの辺を掘り下げた感想を書いてる人居ないかなぁ…
アイドルプリキュア(31話から最終回まで)
単話で見ると、悪くない。
寧ろ良いまであるのですが、連話で見ると設定を放棄していたり、今更!?としか思えない内容が出てくるので…
つまり、1話から49話までを総括するなら出来栄えはよろしくない、と書くしかない。
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初期構想から路線変更したんじゃないかなぁとは感じました。
その辺が一部設定の放棄などに繋がってたんじゃないかな?
最終話の49話はとんでもない詰め込み具合なのですが、48話の段階からみて評価するならよく頑張ったと思います。
(そもそも詰め込む前に今までの48話でしっかりと消化しとけとは書きたいけれど、48話まで来てそれを言い続けるのも意味が無い。ここまでの内容を割り切って49話を見るなら、投げ出さずに必要な内容をしっかりと描こうと努力していたと思う)
呪術廻戦死滅回遊前編第4話
身内からの推薦。
あまりにも酷いと言われたから見る事に。
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OPを見て、「ちぐはぐ」だと感じたんですよ。
でも全12話?以上の内容を1分30秒辺りで纏めるのだから、ちぐはぐでも問題ない。
先の内容を期待させる為のOPと言えますからね。寧ろその仕事を全うしてると思うよ。
でも、本編1話分の内容で「ちぐはぐ」だと感じさせたのは大変よろしくない。
演出からBGMから何から何まで統一性が無い。演出実験でもしてるのか?と感じた。
当然、アニメ本編は「本番」なのだから実験などしてはいけない。
ただ、真紀と直哉の戦闘中、おばあのナレーション解説に真紀の思考を重ねた部分。
あれは説明の多い作品における回答の1つじゃないかと感心した。
ミクロで拾うなら、評価できるポイントはあったりする。
演出実験集だと割り切って見れば、面白いかもしれない。
けど、これ。初見の人が見たらどう思うんだろうね?
私は漫画を見てたから、その内容で補完しながら見れたし、その内容を定規にして批判してるので。
- 余談だけど、折角なので此処で書く。ただし思い出しながらの記載なので細部は異なるかもしれない。
イハナシで最も高評価にしている2要素の内の1つがおまけシナリオ。
クリア後にてタイトルから跳べる要素で、CG画面集みたいな画面でシナリオを選択していき、で徐々に読み進めていく形式なのですが、徐々に本編では明かされなかった要素が不穏な展開で明かされていくんですよ。
ここで凄かったのが、不穏になってきたタイミングでシナリオ選択画面を不穏なBGMに変えてきたのが…その作り込みが出来るのかと驚いた。
後は、本編の主要メンバーとはあまり関係ないからと、隔離出来る判断もですね。
並の人なら纏めてしまうと思う。
折角だから、もう1つの最も評価も一応書くが、「彼女の声が変化した瞬間」
声優さんを使った表現技法として、ここまで強力なものもそうないでしょうからね。 - 完全に関係ないし思いつきの余談だが、この手の「優れたライターさんによる伏線を上手くばら撒いた黒幕発表」は少年ジャンプの篠原健太氏の漫画が非常に、非常に分かり易く表現できてると思う。
現在連載中のウィッチウォッチも面白いから読もうね。



